先日、山梨県からお米がフードバンク山梨を通じて農家様より1.8トンも送られて来ました。
袋を開けてみるとすべて“もみ”。さあ、籾摺りをどうしたらいいかと農協に尋ねたところ、
北九州市内の農家様を紹介してくださいました。早速籾摺りのお願いをするためにお自宅に伺いました。
そして話を進めていたら、春と秋ははじゃがいも、秋は里芋が大量に無駄になっている話を伺いました。
田植えの時期に入ると、里芋は収穫する暇がなく、そのままつぶしてしまうのだそうです。
仕事のない人の就労支援として、あるいは福祉施設間や学生同士の交流の場として、
収穫してくれるなら手間賃を出してもいいとおっしゃってくださいました。
それで、早速今秋の事前練習として、急遽里芋堀りをしよういうことに決まり、
NPO法人抱樸や北九州市立大学の学生、ファミリーホームなどに声をかけて20名程が集まりました。
以下は、抱樸の方から寄せられた感想です。
先日は、里芋堀のご縁をくださいまして、ありがとうございました。
たくさんの里芋をくださいまして、ありがとうございます。
食した方々から、「すごく美味しい里芋だった」との感想をもらっています。
自然の力は絶大だと感じたとともに、こうして廃棄されていく食べ物と人とを繫ぐ大切な活動であると実感いたしました。
info@fbkitaq.net 093-672-5347(ゴミにしない)
NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン
代表理事 原田昌樹