先日、由布院で就労B型作業所『由布の麓』を運営している施設長の衛藤さんより
連絡があり、フードバンクを見学させてもらいたいと申し出がありました。
そして、それから数日して見学に来られ、1日を一緒に配給して回りました。
その途中で、衛藤さんがご自分の思いを語ってくださいました。
「知的・精神・身体のハンディーを抱えておられる利用者が活き活きと活動できる、
なごやかな空間を創造したいですね」と・・・
合言葉は“マイペース”。ハンディーを抱えておられてもすばらしい仕事はできる!
しかし、早く、急いで、大量にが苦手な方々。
お話をお聞きしながら、以前あるTV番組で、重い障害を持って生まれた子どもを授かったお母さんのインタビューを思い出しました。
「神様は役割のない人間をおつくりにはならない。そうこの子を見て思うのです。
この子は現代社会で生きる私たちの欠けを埋めるために生まれたんだなあと思うのです。
なぜなら、私たち夫婦に、この子はいつも忘れている大切なことを教えてくれるのです。」と・・・
フードバンク北九州ライフアゲイン 原田昌樹