新型コロナウイルスが発生してから今日まで
食品や寄付金など寄贈してくださった企業様、団体様、個人の方々、本当にありがとうございます。
また、ライフアゲインの活動を近くで支えてくださるボランティアの皆様、パートナー施設の皆様本当にありがとうございます。
関わる「人」1人ずつに頂いた食品、頂いたご寄付、頂いた力でこのような支援ができ、子どもたちが嬉しそうに喜んでいた様子をお伝えしたいです。
喜ぶ子どもたちをみたお母さんが涙ながらに
「ずっとお菓子は我慢させていました。本当にありがとうございます。」
と伝えてくださいました。
あるお母さんは
「このメーカーのお菓子が好きなんです。
今は状況的にいつも買ってはあげられない。ありがとうございます。」と。
またあるお母さんは「このメーカーのお出しすっごく美味しいんです!だけどいつもは買えないから本当にありがたい。」と喜ばれていました。
沢山のご家庭の声を直接的に耳にしながら各社、各団体、各個人へこれら多くの声を伝える時間さえとれずに遅れながらの報告になってしまったことを申し訳ございません。
今、私達はパンク寸前の状況で目の前にいる「助けて」の声に向き合っています。
窓口が開けば電話が鳴り止みません。
その中には声にならない声で支援を求める方もいます。
それと同時進行でお問い合わせメールにも食料支援要請が次々と入ってきます。
日本に存在するフードバンクはこのコロナウイルスがきっかけに注目を浴びるようになりましたが、
何年も前から存在しており、日々変わらない活動を続けて参りました。
「食べ物のいのちは人の命に繋がっている」
食品ロスを無駄にすることなく必要とする方々へ繋ぎそこから見えない困り事に対して食料支援をきっかけにして必要な支援へ繋いでいく。
マイナスからゼロへ。
困っている家庭には将来この日本を支える子ども達、社会全体が守っていかなければならない小さな子ども達がいます。
ゼロからまたプラスに向かって歩んで行けるように繋がりながら見守る。
将来この国を支え、生きていく子ども達が大人になった時、胸をはって社会へ巣立つ時に私たちの活動の実は結ばれると信じています。
10年、20年先にしか見えてこない実が結ばれ、その世界が笑顔であふれますようにと切に願ってやみません。
フードバンク北九州ライフアゲインを応援し、支えてくださる皆様がいるからこそ、このような状況に立たされながらも命を繋ぐ支援を行うことができています。
私たちは諦めません。
くったくのない笑顔と大人が忘れている「何か」を教えてくれる子どもたちのために走り続けていきます。