8月より、㈱ドール様のご好意によりバナナを提供していただけることとなり、福岡市と北九州市で配給を開始しました。
このバナナは、毎週フィリピンから箱崎埠頭についたもので
検疫所にて植物検査のために開封されるため、検査後通常の出荷が出来なくったものです。
植物検査では、害虫などが付着していないか調べるものですが、箱から出して見る為に内装
が破られ、バナナの外側に多少の傷などがつく事がある為に、出荷できなくなったもので通常の販売品
と全く遜色のないものです。
この検査後のバナナが毎週2000~3000本出てきて、今まではすべて廃棄されていましたが
それを今月よりドールさんから頂いて、福岡と北九州の施設や個人に配給を始めました。
通常の出荷品と同じタイミングでいただくために、まだ少し青みがかったものもありますが
その分日持ちがします。
バナナは、そのまま食べる以外にジュースにしたり、凍らせてアイスバナナにしたりといろんな
食べ方があり、大人も子供もすごく喜んでくれています。
子どもたちの喜ぶ顔をみると、配送の苦労も忘れます。
ドール様には、本当に感謝しています。
これからバナナに引き続き、食品メーカーに新たな食品の提供を呼び掛けてゆきたいと考えています。
提供食品が増えてくると、配送の負担がさらに大きくなってきますが、フードバンクの発展のためには
少しでも多くの食品を少しでも多くの方に届けることが我々の使命と考えていますので、多くの方々の
ご支援をこれからもよろしくお願いします。
フードバンク北九州ライフアゲイン 永野英男