【初開催】企業の力を、こどもたちの未来へ。「特別法人会員限定スタディツアー」

FBKライフアゲインお知らせ, 写真付き活動報告

7月30日(木)、ライフアゲイン初の試みとなる「特別法人会員限定スタディツアー」を開催いたしました!
(※特別法人会員:ライフアゲインの活動主旨に賛同し、年間10万円以上の支援をくださる企業や団体)
当日は、日頃よりあたたかいご支援をいただいている「税理士法人TAパートナーズ様」、「株式会社もち吉様」にご参加いただき、私たちの活動への理解を深めていただくとともに、応援食品の箱詰め作業も体験していただきました。

ライフアゲインの想いと「ケアリーバー」の現状を知る🌱

「ケアリーバー」とは、児童養護施設などを退所して自立を目指す若者たちのことです。全国で毎年約4,000人が施設等を退所しますが、身近に頼れる大人がおらず、届いている声の中には「病気や生活苦の時に強い孤独感と不安に襲われる」という切実な声もあります。

<数字で見る厳しい現実>

月々の収支が「赤字」: 22.9%(通学・就労しながら学ぶ若者では34.4%)

金銭的理由で「医療を受診できない」: 20.0%

生活費や学費に悩み、食費を削って凌ぐ若者は3割以上(33.6%)にも上ります。

(※厚生労働省 児童養護施設等への入所措置や里親委託等が解除された者の実態把握に関する全国調査(2021年))

こうした現状に対し、私たちは「地域社会全体で若者を支える仕組み」をつくるため、行政・施設・団体・企業と連携し、切れ目のないセーフティネットを構築することを目指しています。
行政の支援には「制度の枠組み」がありますが、私たちは食料支援を通じたアウトリーチ型で、制度の手が届きにくい部分を柔軟に補いながら日常的に寄り添う「伴走支援」を行っています。
「食のセーフティネット」を守り、「応援してくれる大人がいる」という実感を通じて、精神的な孤立を防ぎ、自立に向かう若者たちを支えていくこと。そして、施設・里親・行政・団体・企業が密に連携するネットワークを北九州から全国へ広げていく重要性を共有させていただきました。

活動の理念とケアリーバーの現状を共有
支援の背景にある想いを、皆さまと
分かち合う時間
想いを込めた応援食品の箱詰め作業🌷

私たちの想いや活動についてお伝えした後は、ケアリーバーへ届ける計70箱の応援食品の箱詰め作業を行いました。

「ケアリーバーは何歳くらいの方が利用されるんですか?」
「どんな食品が喜ばれますか?」

作業を進めながら活発な質問が飛び交い、ケアリーバーの現状をより深く知った参加者の皆さまが、一つひとつの食品をより一層大切に箱へ詰めてくださる姿がとても印象的でした。

また、倉庫内の見学も実施。保管されている常温・冷蔵・冷凍食品、ベビーフード、 本や日用品をご案内しながら、これらが被支援世帯や子ども食堂などに届いていることをお伝えしました。
中には「高校生が自分で料理をするご家庭もあるため、できるだけ簡単で作りやすい食品をお渡ししている」という現場の工夫にも耳を傾けていただきました。

皆さんのチームワークで、
次々に箱が完成
「無事に届きますように」と願いを込めて
多種多様な食品や日用品が
保管される倉庫をご案内
深い気づきと熱い想いが交差した「意見交換会」⭐

後半の意見交換会では、企業様ならではの視点から大変貴重なご意見・感想をいただきました。

◆ 食品ロスと今後の対策について
「自社でも食品ロスが出るため、今後の対策を考えたい。『食品寄贈をすると商品が売れなくなるのでは』という懸念も耳にするが、実際は企業の認知度向上や売上にも繋がる素晴らしい取り組みだと実感した。」

◆ 食品寄贈にとどまらない「新しい支援のかたち」
「食品以外の支援方法があることを初めて知った。自社で他にできる支援はありますか?」
➔ ライフアゲインより:「各企業様で私たちの活動を広めていただけるだけで、普段届かない場所へ支援の輪が広がります。例えば税理士であれば、親子向けに『お金の授業』を開催するなど、専門性を活かした支援も大変ありがたいです。」

◆ ケアリーバーを知り、行政との連携を実感
「『ケアリーバー』という言葉を初めて知ったが、知ることが次の一歩・きっかけになった。行政の手が届きにくい部分に、ライフアゲインがきめ細やかに対応されている点が素晴らしい。」
➔ ライフアゲインより:「制度だけで固めるのではなく、行政と柔軟に連携しながら届けていくことが大切だと考えています。」

◆ 幅広い支援アプローチへの共感
「食料支援だけでなく、『ホームスタート』や『もぐもぐ広場』など、幅広くカバーされていることに感銘を受けた。」
➔ ライフアゲインより:「経済的に困難な状況にあるご家庭だけでなく、親御さんが忙しく寂しい思いをしているお子さんもいます。どんなお子さんでも受け入れられる居場所づくりを大切にしています。」

見学を経て、企業としてできる支援を
語り合う時間
活動の軌跡が詰まった報告書に、
じっくり目を通します
ツアー終了後も、熱心な質問や
会話が続きました
ツアーを終えて🌈

ツアー終了後も、参加者の皆さまはフェルトノートを購入してくださったり、自社の従業員の皆さまに配布するためにパンフレットを数十枚持ち帰ってくださったり、熱心に質問してくださったりと、最後まであたたかい熱量に包まれた時間となりました。

「知ること」から始まり、「体験し、考える」ことで、企業様と私たちがともにできる新たな可能性が見えた初開催のスタディツアー。
ご参加いただきました「税理士法人TAパートナーズ様」、「株式会社もち吉様」、本当にありがとうございました!

今年度は、同様の企業向けスタディツアーをあと2回開催予定です。
「自社のCSR活動やSDGsの取り組みに活かしたい」「活動についてもっと詳しく知りたい」という企業・団体の皆さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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