開所からもうすぐ3か月を迎える「就労準備・自立支援型放課後等デイサービスTOMONY」の現場からスタッフの柳澤先生にインタビュー !こどもたちの日常や、自立・就労支援に向けた熱い取り組みをお届けします。
── 実際に通っているこどもたちは、普段どんな風に過ごしていますか?
(柳澤)体験会のときは緊張して全く喋れなかった子が、今では本当に楽しそうな笑顔を見せてくれるようになりました。「ここは安心できる自分の居場所なんだ」と思ってくれていることが、何より嬉しいです。
最近では、自分が納得いかないことを「納得いかない!」と言葉で伝えてくれる場面もあります。私たちはそれを遮ることなく、根気強く対話を重ねています。こうした日々のやりとりを通して、こどもたちが少しずつ、でも確実に成長していく姿を見守るのが毎日の楽しみです。
── これまでの活動で、特に印象に残っているエピソードはありますか?
(柳澤)みんなで行った「調理実習」がとても印象的でした。
メニュー(チャーハンや三食丼など)の決定から、限られた予算内での買い物、そして実際の調理まで、すべてこどもたち自身で進めました。「缶切りを使うのが初めて」「卵をくるくる巻くのが初めて」と、現場は初めての経験づくし!そんな中、手が空いた生徒が自然と「何か手伝おうか?」と声を掛け合う姿が見られました。お互いに助け合い、協力する気持ちが自然と養われた素晴らしい体験になりました。

──「就労準備」や「自立支援」のために、具体的にどんなカリキュラムを行っていますか?
(柳澤)座学では、場面に応じた「挨拶の角度の違い」といったマナーを学び、実践的な練習を重ねています。実は来月、ある企業様のご協力のもと、実際の店舗で接客体験をさせていただく予定です。
また、こどもたちの「保育士になりたい」「美容師になりたい」という夢に合わせ、適した職場を体験できるカリキュラムも用意しています。まだ夢が決まっていない生徒には、「世の中にはこんなに色々なお仕事があるんだよ」と世界を広げる経験を提供しています。今後は地元のスーパーやホームセンター様など、さまざまな企業での体験も予定しています。


── 地域の方々や読者の皆さまへ、メッセージをお願いします
(柳澤)正直なところ、開所してまだ間もないため、毎日が試行錯誤の連続です。「劇的に成長した!」という確かな実感はまだこれからですが、こどもたちが将来に向けて楽しみながら進む姿を、地域の一員としてあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。
いつかこどもたちと地域のボランティアや職場体験に訪問した際、周囲の方から「TOMONYに行っているから、やっぱりちゃんとしてるね!」と言っていただけるような、そんな頼もしい居場所を目指しています。
── この活動を応援したいと思ったとき、地域の人にはどんなことができますか?
(柳澤)実は、これまでの職場体験も当団体の繋がりから実現しました。こどもたちに「職場体験の機会」を提供していただけることが、何よりの大きな支援になります。
現在は主にライフアゲインのボランティアに参加していますが、今後は他企業の活動などにもぜひ参加させていただければと思っています。「うちの活動を手伝ってみない?」という温かいお声がけを、心よりお待ちしております!


