7月6日㈪、家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」の「第5期ホームビジター養成講座」が最終日を迎え、5名のホームビジターが誕生しました!最終日は養成講座修了テストや修了式、先輩ビジターの経験談など充実した内容でした。
最初の一時間は講座全体の振り返りと、これから実際に活動していく上での不安なことを、みんなでじっくり分かち合う時間。そこでは、受講生の皆さんから、教科書通りではない「リアルで、あたたかい本音」がたくさん飛び出しました。今回はその一部をご紹介します。


🔍 「寄り添う」って、どういうことだろう?
講座を受ける前と後で、一番イメージが変わったのが「寄り添い方」だったという声が多く聞かれました。
「ついつい自分の価値観を押し付けてしまいそうになるけれど、まずはそれを置いて、目の前の保護者のすべてを受け入れる。言うのは簡単だけど、難しい。でも、それが大事なんだと気づきました」
「『こうしなければならない』という確信が強くなればなるほど、相手への寛容さが薄れてしまう。自分の価値観を持ちすぎず、相手の個性を大切にしたいです。」
よかれと思ってアドバイスしたくなる気持ちや、自分の「当たり前」を一度手放すこと。講座を通して皆さんがたどり着いたのは、「自分の価値観を少し置いておく難しさと大切さ」でした。


💬 知らない人の相談にのる、初めての挑戦
これまでは親戚や友人の相談にのることはあっても、これからは「初めて出会う方」の家庭に入っていく受講生の皆さん。そんな新しい挑戦に向けて、ある受講生からはこんな素敵な気づきの言葉が聞かれました。
「昔と今では子育ての時代背景も違うけれど、『今はそういうことで悩んでいるんだね』と常に学ぶ姿勢を忘れたくない。相手が見ている目(景色)を、自分も一緒に見ようとすることが大切なのだと学びました。」
中には、「人生で一度も他人に話したことがないようなことを、この講座の仲間には話せた」という方もおられました。それほど、この養成講座自体が、お互いを受け入れ合うあたたかい場所に育っていました。

🛡️ 一人で抱え込まなくていい。
最初は「自分にホームビジターが務まるだろうか……」と大きな不安を感じていた皆さん。しかし、講座を重ねるうちにその不安が少しずつ変化していったそうです。
「どこまでがホームビジターの役目なのかが明確にわかりました。私たちは傾聴するけれど、すべてを自分で抱え込む必要はない。何かあればライフアゲインの担当者が相談にのってくれる。それが分かったら、少しずつ不安が減りました!」
実際、ホームスタートを利用された方のアンケートでは、満足度がなんと100%という結果も出ています。
「こどもが他の大人と遊ぶのが初めてで、一緒に過ごせるのが嬉しい」「ホームビジターさんがいるから安心して一緒に遊べる」そんな保護者の笑顔に出会うため、受講生の皆さんの顔つきは、最後にはすっかり「保護者が安心できる、優しい雰囲気」に満ち溢れていました。


🌟 最後に
講座は修了しましたが、それぞれの寄り添い方を、これからの経験の中で模索していくことになります。
「迷ったときは、一緒に駆け抜けた仲間がいて、私たちスタッフが後ろにいます」というオーガナイザーの言葉で締めくくられました。
講座中は、発言しやすく疑問に思ったことをすぐに質問できる、本当にあたたかくて風通しの良い雰囲気が終始溢れていました。お互いの言葉を否定せず、耳を傾け合っていた姿は、まさにこれから家庭で実践する「傾聴」そのものでした。
受講生の皆さん、本当にお疲れさまでした!


