2024年8月。
夏休み真っ只中の小学生向けに、地域情報誌「リビング北九州」が「夏休みだヨ!自由研究フェス」を開催しました。
私たちライフアゲインも八幡中央区商店街と八幡高校と一緒に「『フードドライブ』を体験して学ぼう フードバンクでお手伝い!」という企画で協力させていただき、8名の小学生を迎えました。
「食品ロスってどうして生まれるの?」
「アイスクリームには賞味期限がないんだって!」
「フードバンクは食料を集めるところだよ」
「集めた食品を必要としている人や団体にお渡ししているんだけど、食品はプレゼンだから、賞味期限の切れているものは渡せないんだよ」
ライフアゲインのスタッフが分かりやすくフードバンクの働きやライフアゲインの活動について説明をしました。
続いてお手伝いの時間です。
体験するのはスーパーマーケットなどで集めたフードドライブ食品を仕分ける作業です。
まずはそれぞれが自宅から持ち寄った食品の賞味期限を確認し、指定されたボックスへ移します。
要領が分かると子どもたちは次々に食品を手にし、楽しそうに仕分け作業をしてくれました。
付き添いで参加された保護者からは、
「フードバンクについてはあまり知らなかったけれど、子どもにとって良い体験になると思って参加しました」
「初めてフードバンクを訪れ、こんなにたくさんの食品を扱っているとは思わなかった」
「ほかにどのようなボランティアがあるのですか」など関心の高さを伺わせるたくさんのコメントをいただきました。
短い時間にもかかわらず、子どもたちはフードロスの現実や課題についてしっかりと学び取ってくれたようです。
「1日にお茶碗一杯分の食品ロスをしているから、協力して減らせたらいいと思います」
「食べ物を無駄にしないためには、フードバンクに送ったりするとよいとわかりました」
「人のために仕分けをするということがこんなにも楽しくて、こんなにも達成感があるものだということが分かりました」など多様な感想が寄せられました。
今回コラボ企画で参加した八幡高校2年生「夢現(むげん)プロジェクト」のみなさん。
学校でSDGsについて学び、「住み続けられるまちづくりを」目指す目標に向けて、八幡中央区商店街の活性化と魅力発信に取り組んでいます。
今回もその取り組みの一環として参加し、企画・運営、当日の子ども達のサポートを担ってくれました。
私たちライフアゲインにとっても初めての試みでしたが、楽しい時間を過ごさせていただきました。
この企画が、みなさんの自由研究のお力になりますように。
「リビングふくおか・北九州」に掲載された記事をこちらからお読みいただけます。
どうぞご覧ください。